2024年10月情報更新
チケットの売買仲介サイトであるチケジャムの評判はどうでしょうか?
チケジャムはチケ流よりも対応がゆるいイメージがあります。チケ流では転売目的でチケットを多数出品していると取引制限がかかります。チケジャムはそのハードルがチケ流よりも低いです。その為、チケ流で出品できなくなった転売屋がチケジャムに流れてきています。
チケジャム本人確認を徹底していて出品者の評価を確認できるので安全に取り引きできるサイトでもあります。チケット流通センター(チケ流)とも共通点もあります。
チケット仲介サイトで一番の大手はチケ流ですが、チケ流は転売チケットを多数出品していると転売目的だと疑われアカウントを削除されてしまいます。
削除の判断はチケ流の運営次第なので明確な基準はありません。上記にも記載しましたが、アカウントを削除された転売屋がチケジャムに流れてチケジャムの出品が増えてきています。
チケジャムでのチケ流との違いやトラブル、評判、安全性などをまとめてみました。
チケジャムの特徴を理解してトラブルが起きる可能性をできるだけ少なくして安心して取引できるようにしましょう!
メリット1 タイムリーに質問やメッセージのやり取りができる。
チケット流通センターは直接取引や電チケ取り引き、コンビニ受け取りなどでない通常の郵送取引に関しましてはタイムリーに出品者のかたへの質問ややり取りができません。
チケ流の運営を通しての質問はチケ流が土日祝日が休みなうえに間にチケ流を挟むので質問してからの返事がかなり遅いです。
一方、チケジャムはタイムリーにやり取りができるので、郵送チケットで期日が迫っている場合などはすぐに質問ができます。前乗りしたり、早めに送って欲しい時など融通が利くか事前にタイムリーに質問することが可能です。
希望の配送方法ができるか確認できるのもメリットです。予定があって速達で送って欲しい場合や日時指定・時間指定をして欲しい場合など助かりますね。
また値段交渉や本人確認があるかなどのやり取りも気軽に質問できるのがチケ流との一番大きな違いでありメリットになります。
高額で出品しているかたには値下げ交渉などの質問も随時できます。高額でチケットを出品しているかたは転売屋さんも多く値下げ交渉の質問は嫌がられることが多いですが、出品者によっては値下げに応じてくれることもあります。
質問メッセージのやり取りの対応できちんとした出費者のかたか判断できる場合もあります。チケ流は出品者の出品チケットの記載と本人確認済みかどうかで判断する必要がありますので、リアルタイムに質問できるのは大きなメリットです。またすぐに質問の答えが返ってくるかどうかでも出品者のかたがすぐに対応してくれるかたかどうかというのが判断できますね。
ただしあまり嫌な質問をしたりしているとブロックされるので注意しましょう。逆にこちらが出品者の場合は嫌な質問をしてくるかた、評価の悪いかたなどをブロックできるのもメリットの一つになります。
メリット2 出品者の名前と評価が分かる。
また今のチケジャムはメルカリなどど同じように出品者の名前と評価が合わせて表示されるようになりました。昔は表示されませんでした。
その為に同じチケットを大量に出品している場合は名前や評価などで分かりやすくなっています。また評価からきちんと対応してくれるかたかどうかの判断がある程度できます。
ただ転売屋さんは家族や知人の名義を借りて、違う名前で複数出品している場合も多いです。
できれば本人確認済み(名前の脇に認証済み出品者の記載あり)で、評価の高いかたからの購入が無難でしょう。トラブルになる確率が低くなると思います。
チケ流の場合は出品者の出品チケットの記載の表記と本人確認済みどうかなどで判断しないといけないので、その点はチケジャムのほうが少し安心できるかもしれません。
メリット3 購入元が分かるチケットが多い。
チケジャムは出品時に購入元を選べるタグがあります。プレイガイド・ファンクラブ・主催者・その他(補足欄にご記入下さい)の中から選択できます。
だいたいのかたが購入元を書かれているのでどこから購入したチケットか分かりやすいです。
逆に購入元がどこにも書いていないチケットは販売元が不安なので購入しないほうが良いでしょう。できるだけきちんと書かれているチケットを購入することをおすすめします。
また一部公演によっては主催者分やファンクラブ分などは本人確認がある公演などがあります。そういった公演は本確がある購入元は避けたほうが良いでしょう。
例えば松竹主催の旧ジャニーズ公演は主催者先行である松竹の歌舞伎会枠の先行は本人確認が厳しく、転売による逮捕者も出ています。
トラブルに巻き込まれない為にもこういったチケットには手を出さないほうが良いかもしれません。
メリット4 専用出品ができる。※チケ流でもできるようになりました。
チケジャムは希望するかたへの専用出品ができるのもメリットの一つになります。
専用出品は特定のかたのみに出品ができる方法です。出品後にリンクが発行されるのでリンクを教えたかただけが購入することができます。
X(旧ツイッター)でチケットの募集のやり取りをした後で個人間で取引するのは危険なので、本人確認が必須なチケジャムの専用出品に切り替えることができます。
手数料がかかってしまうのがネックですが、本人確認が必須の為に安心してやり取りできるメリットは大きいですね。
そして専用出品に近い用途でリクエスト専用の出品もできます。リクエスト専用の出品は買い手からリクエストされているチケットを出品する場合に申請することができます。
そのチケットをリクエストをした買い手だけが購入可能になります。リクエスト専用の出品は事前にコメント欄で買い手へ条件を送ってお互いの同意の上で出品すると取引が成立しやすくなります。
専用出品は旧ジャニーズの公演や韓流の公演などでよく見られるランダム配布で良席が来た時に中売りする際にも使えます。
ランダム配布は時間が限られていますがその中でX(旧ツイッター)の取り引きをしたいときにX上でやり取りするのが心配な場合にはチケジャムで専用出品にすればチケジャムが仲介してくれるので安心度が高まります。
チケジャムでも代理名義などが使われますので必ずしも安全というわけではありません。また手数料が掛かるので割高になってしまいます。
ランダム配布自体はライブのルール違反になりますので注意しましょう。
ちなみにチケット流通センターでも2023年11月7日より専用出品ができるようになりました。両方のサイトをうまく有効活用しましょう。
チケットを高額出品する際の注意点
チケットを定価以下で出品する際は違反ではありません。チケットが余ってもったいないかたは定価以下で出品してチケジャムを有効利用しましょう。
定価より高い値段でチケットを出品する場合はチケット不正転売禁止法の違反になる場合があり、逮捕される可能性もあります。
チケジャムもチケ流と同じく値段設定を自由にできますが、特定興行入場券を高値で転売すると逮捕される可能性があります。少額でも逮捕されている例があります。
そういう場合でもチケジャム側は守ってくれません。表面上はチケットの高額転売を禁止しています。チケジャムも警察や税務署から問い合わせがあった場合には個人情報を開示しないといけません。
また個人事業主やフリーランスの場合は1年間の所得が48万円を超える場合、副業で行っている場合は20万円を超えている場合は確定申告をしなければなりません。
警察や税務署に知らなかったという言い訳は通用しないので法律をきちんと理解してチケット出品をしましょう。またチケジャムから営利目的のチケット転売と疑われた場合は登録を削除される場合もあるので注意しましょう。
チケット転売やメルカリなどのフリマサイト転売で一定以上の利益を得ていて確定申告をしていないと脱税と判断されて税務署から追徴課税の取り締まりを受ける可能性があります。
下記の記事は確定申告を怠っていたら税務調査がいきなり来たという記事です。私もとても恐い思いをしましたので、副業などで確定申告をする義務があるかたは確定申告をきちんとしましょう。
チケジャムでさかんに注意警告文が出るようになった!
チケジャムで以前よりさかんに注意警告文が出るようになりました。
2024年8月現在においてバンプオブチキンのチケット掲載を確認する際に「BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)」に関しては不正転売防止のため、公演あたりの出品枚数を2枚としております。 また、こちらのチケットについて興行主よりチケットの無効化措置等の可能性も発表されております。チケット売買の際には利用規約を遵守の上ご利用ください。という注意警告文が出るようになりました。ちなみにチケット流通センターではバンプオブチキンのチケットは出品ができないようになっています。
また『Endless SHOCK(エンドレスショック)』 のチケット掲載画面においてはこちらのチケットについて、興行主様よりチケットの無効化措置等の可能性も発表されております。チケット売買の際には利用規約を遵守の上ご利用ください。 また、チケット不正転売禁止法が2019/6より施行されています。必ず確認の上、適正価格のチケットに限りお取引をご検討ください。という警告文が記載されています。
運営から警告が入ったと思われます。このようなチケットの定価より高い金額でのチケット転売はチケット不正転売禁止法の違反になって危険です。SHOCKは逮捕者も出ていますのでルールに沿った出品をしましょう!
定価以下での出品でしたら違法行為にはなりません。
本人確認があるチケットでも普通に出品されている場合があるので注意!
チケジャムでは明らかに本人確認があって入場できないチケットでも普通に出品されている場合がありますので注意しましょう。
最近ですとMr.Childrenのチケットは私もライブに参加しましたが、顔写真付きの身分証明書で入場者全員が本人確認されるので絶対に入場はできません。
チケット購入時にもその旨が説明されています。
またレベッカのチケットも当日に本人確認があるのに大量に出品されてトラブルになっています。
身分証の偽造などは犯罪で過去にAKB48のライブで逮捕者も出ています。
こういうチケットも普通に出品されている場合がありますので要注意です。購入する前にアーティストの公式ホームページなどで本人確認がないか確認してみましょう。
チケジャムでの本人確認は本当に安全か?
チケジャムは出品者全員に公的な身分証明書で本人確認をしています。本人確認が完了しないとチケット代金の入金がされません。
売り手の場合は入金する為に全員が本人確認を完了させないといけません。
転売屋も多いであろうチケジャムですが、本人確認方法は安全でしょうか?
安全度は高いですが必ずしも100%安全ではない点には注意が必要です。
現在のチケジャムでの本人確認は公的身分証明書の画像のアップロードで本人確認を行っています。
悪質な出品者であれば身分証の偽造もできてしまいますので100%安全ということはありません。
またアカウントは1人1アカウント限定になりますが、家族名義や友人や他人に依頼してアカウントを作ることもできます。
こちらは身分証明書を借りるだけなので簡単に他人名義のアカウントを作ることができます。入金には同名義の口座が必要ですが、口座も借りてしまえば取引には問題がありません。
またチケジャムではAmazonギフト券での引き出し申請も行えます。
チケジャムは評価制度があるのでずさんな取引で評価が悪くなった場合などは家族や知人など他人のアカウントを複数作って出品することもあります。
本人確認済みのアカウントでも必ずしも安全ではありません。
他人名義の転売チケットはトラブルになる可能性があることを意識しておきましょう。トラブル防止対策の一つは安易に受取完了連絡をしないことです。
受取完了連絡をしてしまうと運営が関与してくれませんので気を付けましょう。
アカウント停止になる例
出品の中で手数料逃れの一部別払いや別場所での取り引き直接取引の誘導がよく見られます。
こういった行為は規約違反でトラブルがあった際に返金等が受けられなくなる可能性がありますのでやめましょう。
私見ですがそういったルール違反をしている出品者はマナーも良くない場合が多いような気がします。
そのうえでアカウントが削除される場合もあるようです。手数料逃れなどチケジャムの不利益になるようなルール違反の取り引きは厳しく見られているので気を付けましょう。
他にはチケット代別の発券番号の出品は禁止されていますがそういった発券番号の出品をしている出品者が多数います。出品者としてはブラックリストに載って削除されたうえに再登録もできなくなることがあります。また落札者からはクレームが入る可能性があるのでルールに沿った取り引きを心掛けましょう。
少なくとも認証済み出品者の場合は本人確認はきちんと実施されているのでツイッターなどの直接取引よりはまだ安心です。気を付けて使うようにしたいですね。
またチケジャムは表面上は営利目的の高額チケット転売を禁止しています。短時間に定価以上の高額チケットを多数出品するとアカウント停止になる可能性があります。
チケジャムからバンされるだけならまだ良いですがチケット不正転売禁止法の違反ということで逮捕されるケースも多々ありますので、転売目的でのチケットの高額出品は厳禁です。
転売業者として出品しているだけでなく、個人でのこづかい稼ぎの出品で逮捕されているかたもいます。
チケジャムの手数料とキャンセル料は?
チケジャムは売り手の出品手数料は無料です。販売手数料が5.5%かかります。
また売上振込手数料が通常出金の場合に1回380円がかかります。Amazonギフト券の場合は無料で引換えができます。
相場はチケジャムのほうがチケ流よりも低いイメージがあります。それはチケジャムのほうが知名度が低いことも影響しているでしょう。私もライブが好きなので定価や定価以下のチケットをよく購入してライブに参加しています。
またチケジャムは『あんしん補償プレミアム』という制度があって紙チケットで入場ができなかった場合やチケット内容が異なる場合にはチケット代金の返金保証が受けられるので心配なかたは加入を検討してみても良いでしょう。
ただし、チケ流と同じように受取通知をしてしまった場合は適用されなくなるのでチケ流と同じように公演終了後に受取完了連絡をするのが一番安心です。
電子チケットには適用されないので電子チケットを購入してランダムエラーや本人確認があった場合はまずは自分で対応しないといけません。高額転売チケットの場合は犯罪行為にも繋がりますので、警察等に相談する旨を出品者に伝えると出品者も返金してくれる場合があります。
基本的には転売チケットに関しては入場できない可能性があるということを念頭に置いて購入するしかないですね。
もしできるならチケ流でもチケジャムでも『入場できなかったり、公演が中止になった場合には返金します』という文面がある出品者から購入すると少しは安心できます。
またチケットを出品する際に間違って記載して出品してしまった場合、チケットを紛失してしまった場合、期日までにチケットが届かなかった場合などはチケジャムにキャンセル料を支払わなければなりません。
キャンセル料は1万円以上の出品チケットで20%のキャンセル料が掛かります。なかなか大きな金額になるので出品する際には気を付けましょう。
また買い手の場合で購入したチケットが記載と違う場合や期日に間に合わなかった場合には早めに『未着報告』をしてチケジャムに連絡するようにしましょう。そのままでは自動的に売り手に入金がされてしまいます。
※最後列でも最前列のように見える!ライブで一番見やすい双眼鏡!!
チケット転売サイトとは??
よく使われる2大チケット転売サイトと言えばチケット流通センターことチケ流とチケットジャムことチケジャムです。以前はヤフオクやチケットキャンプ、チケットストリートなるものもありました。
ヤフオクは転売チケットの出品が禁止され、チケットキャンプはジャニーズの商標権侵害がきっかけで潰れてしまいました。その後、チケットストリートも潰れてチケットの高額転売反対の声がどんどん高まっていきチケット不正転売禁止法が成立されました。
現在は主なチケット転売サイトはチケ流とチケジャムの2つでいずれも不正な高額転売が横行しています。その中でチケジャムで取り引きする際のメリットや注意点をまとめてみました。
基本は以前書いたチケ流のトラブルと似た感じになりますが、2つのサイトは似ているようで仕組みが違う点が多数ありますので2つのサイトをうまく使えるようにすると便利です。
定価以下の取り引きに関しましては売るほうもチケット不正転売禁止法の法律違反にはなりませんでチケットを余らせずに有効利用しましょう。
最近はチケット流通センターのアカウントが削除されて出品者がチケジャムにうつってくるケースが多く見られます。チケジャムの出品も増えてきているのでルールを正しく理解して取り引きできるといいですね。
2024年4月、チケジャムで詐欺が起きていた!
2024年4月チケジャムでアカウント乗っ取りの詐欺が起きていました。私の友人も引っ掛かりそうになりました。
チケットに関してはプロ野球のチケットが多かったようです。チケジャム運営も当時は調査を行っていました。
チケジャムによく似た別サイトに誘導されてログイン情報を教えるように促されるので教えないように気を付けてください。
チケジャムに似た別のサイトでログイン情報を教えるとアカウントを乗っ取られて、パスワードも変えられてログインできなくなります。
チケジャムもチケ流も本人確認がしっかりあるのでXなどの個人売買よりは安心ですが、乗っ取り詐欺だけでなくチケット転売詐欺も起きています。
すぐに受取完了連絡をさせて偽物のチケットを譲るといった手口は昔からあります。受取完了連絡をせかしてくる出品者には注意です。
本人確認が徹底されていても家族名義や友人名義・他人の名義借りなどでアカウントを作っている転売屋もいますので絶対大丈夫ということはありません。
今回のケースのようによく似た別サイトに誘導されることもあって気付きにくいです。
特に高額転売チケットの出品に関してはチケット不正転売禁止法の違反行為なこともあって出品者は警察にも訴えづらいかもしれません。
そういった抜け道を突いてくる詐欺師もいますので気を付けるようにしましょう。購入者に関しては出品者にせかされて安易に受け取り連絡をしてしまうのは危ないかもしれません。
受け取り連絡をしてしまうと運営が関与してくれないことがほとんどですので気を付けましょう。
チケジャムには本人確認をするチケットがよく出品されている。
これはデメリットという感じで記載しますがチケジャムには本人確認必須のチケットがよく出品されていてトラブルになるという話をXでもよく目にします。
チケ流は本人確認をするチケットで出品できないチケットが多いですが、チケジャムはそういうチケットでも出品されているチケットが多いです。
例えばMr.Children(ミスチル)は私も何回もライブに参加していますが、名義人と同行者共に顔写真付きの身分証明書で本人確認を必ずされますが、チケジャムでは出品されることがあります。
REBECCA(レベッカ)のライブも本人確認があるので転売されていました。同じようにYOASOBIも出品されています。
そういった本人確認が厳しいチケットでも出品ができるようになっているチケットがあるのでトラブルに注意です。特に本人確認で入場できなくても返金できないというチケットも多いので気を付けましょう!
入場できないチケットを売るのは詐欺ですし、定価より高い金額での販売はチケット不正転売禁止法の違反にもなります。
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