2024年8月更新
ランダム配布や番手売り・チケットのすり替え・転売など転売屋や熱心なファンはどのくらい名義数を持っているのでしょう。
旧ジャニーズも含め人気アーティストでは多名義でファンクラブに入会している人も多いです。
基本的に同じ住所であまり多くの名義を持つのは意味が無いと言われています。住所の表記を微妙に変えても同じです。
1つの名義がブラックリストに載ると同じ住所の他の名義も同様にブラックリスト化されてしまいます。
できるなら自分と親で2名義ぐらいが良いでしょう。人気チケットの場合は自宅の住所で同一名義を大量に持ってもチケットがその分多く当選するわけではありません。逆に不人気チケットのチケット場合は当選しすぎて困ってしまうこともあります(;''∀'')
あとは友人にお願いする方法があります。頼める友人が多ければ多いほど名義数も増やせます。
また親戚や知人などにもお願いできれば更に名義を増やせます。
熱心なファンや転売屋はそれ以外にも有料の私設私書箱やバーチャルオフィスを使っています。私設私書箱は場所によって人がいてファンクラブ会報や郵送チケットの受取、自宅への転送を行ってもらえます。
また人によってはSNSなどで有料でチケットの名義貸しを募集している人います。このあたりになると相手によってはきちんと対応してくれるかどうか心配になるかもしれませんね。
ライブ会場やSNSで繋がった仲間にお願いするケース、もしくは仲間内でお互いに別々の推しのグループのファンクラブに入り合って名義数を増やすケースなどもあります。
だいたい以上の方法で名義を増やしています。架空名義で名義を増やしているかたも多いです。架空名義は犯罪行為と捉えられる場合もありますので注意。
架空名義の場合は本人確認がある公演では入場できません。友人や親戚の場合は自分と性別や年齢が近い顔写真無しの身分証明書を2点借りて本確を突破したり、明らかに年齢が離れていてもうまくごまかして強引に本確を突破する強者もいます。
アリーナやドームなどの比較的大きな会場ではランダムエラーがありますが、本人確認が無い場合も多いです。ランダムエラーに引っかかって本人確認されると入場できないだけでなく、名義がブラックリスト入りになります。
本人確認に引っかかると誓約書を書かされることもあります。誓約書では住所や電話番号を記入させられることがあります。誓約書で嘘の連絡先を記入しても、身分証明書や手持ちのスマホで確認される場合もあります。
では一般的なファンはだいたい何名義ぐらい作れるでしょうか。
自宅(自分名義と親名義)2名義
友人 20名義くらい
親戚や知人 20名義くらい
私設私書箱やバーチャルオフィスを複数箇所3名義×15箇所 45名義くらい
SNSで募集 20名義くらい
ちなみに上記は1人で親をやる場合です。1人で名義を複数作るとすると最低でも100名義以上は作れます。ファンや転売屋は複数で組んでいることも多いので、仮に5人でやると500名義以上は少なくとも作れてしまう計算になります。
5月29日にWEST.で逮捕されたチケット転売屋は8000名義という驚異の名義数でチケットを転売して荒稼ぎしていました。
複数人でチケット転売をして家族や友人や架空名義をできるだけ多く使うとここまで名義数を増やせるんですね。びっくりです( ゚Д゚)
ファンクラブの管理もいいかげんな気もしますね。さすがに8000名義を作るということはパソコンである程度は同じIPで作ることになりますし、怪しい名義なのは分かりやすいでしょう。
それで目を付けられて捕まったのかもしれません。WEST.のチケット逮捕に関してはジャニーズWEST時代の2023年5月の札幌のライブのチケットになりますが、裏取りを進められて今の逮捕になったのでしょう。
ちなみに多名義などの違反行為がばれてしまうとブラックリスト入りになるだけでなくファンクラブが強制退会になる場合もあります。
事務所に問い合わせても詳細な理由は教えてくれませんので注意しましょう。
1人で親をやる場合はだいたいこれで100名義近くになります。人気チケットの場合は倍率が5倍~10倍以上になるので当選する名義は10名義~20名義です。
これでもファンクラブ代金は月に5000円として、仮に100名義とすれば100×5000円でファンクラブの年会費50万円。
ツアーだけでなくグループのミュージカルの公演も含むと年に最低でも数回はファンクラブ先行でチケットが申し込めます。
仮に人気グループのチケットが2枚当選して座席未定のチケットが1枚5万円で売れるとします。人気公演の倍率は5倍ぐらいとすると100名義中で20名義が当選します。20名義×2枚×5万円で利益がだいたい200万円。
ファンクラブの年会費を抜いてもざっくり150万円の利益です。
ちなみに有明アリーナのNumber_iのチケットは公演日の2ヶ月前で座席未定でもだいたいチケット1枚75000円で売られています。
ランダム配布のチケットなので基本的に後方席になります。後方席のチケットが公演日の2ヶ月前の時点で75000円程で高値で転売されています。公演日が近くなるともっと値上がりすると思います。ただNumber_iのファンクラブの当選確率は10倍近くはあるかと思います。
またこれらは全て座席未定のチケットで中売りの金額が入っていません。中売りで前列は数十万円以上でほぼ確実に売れるので一番良い席を自分が確保したとして、他に前方の席が数枚出ると数百万円の利益になる場合があります。
他の人気アーティストでも同じように100名義ぐらいファンクラブに入会すればライブの時に同じように稼げる場合もあります。
単純な転売目的の場合は特に人気のあるアーティストにもっと多くの名義でファンクラブに入会している転売屋もいるようです。
これらは人気公演の場合になりますので不人気公演の場合は価格がもっと安くなったり、たまに定価割れになる場合もあります。
キャパや日程やアーティスト次第ではもっと高値になる場合もあります。
基本的にこれらの行為は規約違反になりますし、定価以上でのチケットの転売はチケット不正転売禁止法の違反にもなりますので逮捕されることもありますので要注意です。
そして転売などで得た利益を確定申告で申告しないと脱税になります。
脱税は数年後に税務署から税務調査が入って追徴課税で多額の税金を納める必要が出てくるので、確定申告は毎年きちんとしなければなりません。
定価未満でチケットを売る場合はチケット不正転売禁止法の違反にはなりませんが、ファンクラブの規約違反にはなります。
ランダムエラーや赤線エラーや本人確認でチケットを転売していることが運営にばれると次から人気チケットは当選しなくなります。
ブラックリストに載ったかどうかは教えてもらえません。不人気チケットは普通に当選したりするので当人でもなかなか分からない場合があります。
多名義のランダム配布などはチケットを転売するのにめんどうなことも多いですが、慣れると大きな利益が手に入ってかつ何十席から自分の好きな座席を選べるメリットがあります。
一番良いのは全て顔写真付きの身分証明書で本人確認をして、なおかつ公式リセールサイトを用意することです。どちらもきちんと行っている人気アーティストも多いのでTOBEやSTARTO ENTERTAINMENTもしっかり不正転売ができない仕組みを作ってくれたらなと思います。
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