ライブ・コンサート・ミュージカル・演劇のチケットは先行はどの先行で申し込むのが良いでしょうか？
一般的には早い先行のほうがチケットが取りやすく、良席になる確率が高いです。
ファンクラブ先行が一番良席が出る確率が高い。
多くのアーティストは一番最初にファンクラブ先行があってモバイルファンクラブ先行、公式ホームページ先行、プロモーター先行、プレイガイド先行、一般発売の順になることが多いです。
人気のアーティストですとファンクラブ先行で前方の席はほとんど無くなります。旧ジャニーズの公演の場合はファンクラブ先行で会場のほとんどの座席が無くなる場合があります。
アーティストによってはファンクラブとモバイルファンクラブどちらも入会している人のW先行があります。
またファンクラブが無いアーティストはシリアル先行がある場合があります。
私がよく行くライブの場合はバンプオブチキンがファンクラブが無いのでツアーの先行はCDやブルーレイのシリアル先行が最速先行になる場合がほとんどです。
最近のライブですと2024年のYOASOBIのツアーはファンクラブ会員かつCDのシリアル番号が必要という2つの条件が必須でした。
一般発売は枚数も少ない。bot使いの転売屋も参戦。
基本的に人気公演の一般発売はほとんど枚数が少ないです。ひどい公演ですと空売りと言って一般発売があるのに1枚も購入できるチケットが無い場合もあります。
また人気公演の一般発売はプロの転売屋が『bot』を使って参戦するので一般の人がチケットを取れる可能性は低いです。
チケットの『bot』というのはロボットの略で自動プログラムでチケットを手に入れるシステムのことです。プロの転売屋はbotを使い根こそぎ一般発売の人気チケットを手に入れようとします。
最近は転売屋の代行販売もいてX(旧ツイッター)でもよく募集していますのを見かけますが、ほとんどがbot使いです。
素人がbotを使うのは難しく、昔からプロの転売屋がbotでチケットを大量に購入しています。
チケットを高値で転売するのはチケット不正転売禁止法の違反になりますが、代行の場合は違反にならないのでうまく法律の穴をついていますね。
そういうボッターと言われるbot使いが減れば普通にチケットが欲しいかたにチケットが出回る確率が高くなるのですが、なかなか減らないので残念です。
場合によっては詐欺罪や威力業務妨害罪に問える可能性もあるかもしれませんが、被害にあっている運営や正規のチケット販売会社が名乗り出ないといけません。
botは一般発売だけでなく抽選販売でも使用される場合があります。アカウントを大量に作成して抽選販売の申し込み数を増やして当選しやすくしたりもできます。
プレイガイドも対策はしていますがいたちごっこなのが現状です。一般人がbotを使いこなすのは難しいのでできれば最初の先行でチケットをゲットしておきたいですね。
一般発売で人気チケットをゲットするのは難しく一般発売の座席は後方の座席が多いので、好きなアーティストのライブに行きたい場合はファンクラブ先行やシリアル先行を狙うのが良いです。
昔はぴあの店頭で早くから並べば一般発売でもチケットが取りやすかったのですが、今はできません。
ファンクラブ先行は良席の確率が高く、チケットが当選する確率も他の先行よりも高いです。デメリットは年会費が掛かることですね。
ファンクラブによってまちまちですが年会費5000円程度かかります。旧ジャニーズのファンクラブは入会金が1000円で年会費が4000円になります。
モバイルファンクラブの場合には月会費で400円程度かかる場合が多いです。私が入っているYOASOBIのファンクラブは税込みで月額440円です。
バンプオブチキンはファンクラブはありませんがライブやツアーの時にはCDやブルーレイのシリアル先行がある場合がほとんどなのでXやホームページなどで情報をこまめにチェックしましょう。
メルマガがあるアーティストの場合は積極的に登録しましょう。メルマガ先行がある場合があります。
またX(旧ツイッター)のフォローもして情報収集もしておきましょう。ライブのチケット情報なども教えてくれます。
多名義のメリット・デメリット。
旧ジャニーズの公演は自分名義の他にも家族名義・知人・友人名義・架空名義などを使っている人がいます。
本人確認や電子チケットのランダムエラーがあった場合は自分以外の名義ですと入場できない可能性が高いですが、大きな会場ですと本人確認は無い場合が多いので複数名義が当たり前の状態です。
チケ流などのチケット転売サイトでは複数当選したかたのランダム配布が多く出回っています。
参加されないかたの複数名義でのファンクラブ申し込みやランダム配布などは規約違反になりますので注意しましょう。
特にランダム配布は定価より高額でチケットを販売するとチケット不正転売禁止法の違反になります。
また同住所での多名義は当選率が低くなる場合があります。同住所内の当選が1公演だけという場合があるのです。
もし友人と一緒に複数公演に参加したい場合は住所や電話番号、IPアドレスが重複しないほうが良いです。
いろいろなチケットが申し込めるプロモーター先行
プロモーター先行・主催者先行と呼ばれますがプロモーター会員になればそのプロモーターが主催している公演の先行に申し込める場合があります。
プロモーターはその地域ごとに分かれていることが多いです。プロモーター会員も有料会員・無料会員があります。
キョードー東北・キョードー西日本・キョードー北陸・DISK GARAGE・クリエイティブマンなどがあります。
プロモーターによって海外公演に強いプロモーター(クリエイティブマン)、特定のアーティストに強いプロモーターなどそれぞれ特色があります。
有料会員は月額費や年会費がかかりますが無料会員やメルマガ会員は無料になりますので、いろいろな公演に参加されるかたは入会していて損はないと思います。
メルマガでどんなアーティストがどこでライブをやっているか教えてくれます。
一般発売は入金流れ分の再販売を狙うのも良いです。
先行チケットが一通り終わったら一般発売があります。一般発売は土日の10時からが多いです。
人気のチケットはファンクラブ先行や他の先行でだいたい無くなってしまって一般発売が少ないのが普通です。
ファンクラブ先行やプレイガイド先行などはファンクラブの年会費やプレイガイド等の先行手数料がかかり割高になりますので、チケットの販売会社はできれば先行チケットに枚数を多くしたり、良席を割り当てるのが一般的です。
その為、人気チケットの一般発売はチケットがあまり残っておらず、また後方席である場合が多いです。
ひどいと空売り(からうり)といって一般発売を設けている場合でもチケット枚数がゼロ枚ということもあります。
また一般発売は先行販売のキャンセル分になるということもあります。
一般発売は枚数も少なく、席も後方席の場合が多いのでできる限り先行でチケットを取れると良いと思います。
また上記でも記載しましたが一般発売は先着になることが多いので人気公演は転売屋さんが専用のbot(高速でチケットを確保するソフトウェアプログラム)などであっという間に購入してしまうので普通のかたはチケットを取るのが困難です。
しかし一般発売終了後には一般発売のキャンセル分としてチケットが再販売される場合があります。
一般発売でコンビニ入金やネット払いで後払いにした後に入金されない時の再販売分です。転売屋がチケットを高値で売ろうとしても思ったより値段がつかず、取ったチケットを流すケースもあります。
チケット販売ページをこまめにチェックしていると稀にチケット在庫が復活している時があります。
復活日の目安としてチケットの一般発売が土曜日のケースは翌週の水曜日に復活するケースがあります。
私もこまめに販売ページをチェックしていてチケットを購入できたことがあったので、時間があるかたはあきらめずに空き時間に確認してみるのも良いと思います。
先着ですと専用botを使っている転売屋に勝つのは難しいですが、こまめに入金流れ分をチェックしているとおもわぬ時間に在庫が復活することがあります。
会場によってはステージサイド席・機材開放席が追加販売になる。
会場によっては追加で通常の指定席の他にステージサイド席や機材開放席が販売されることがあります。また当日券が出る場合もあります。
東京ドームなどドーム公演やアリーナ公演など広い会場で行われることが多いです。
こまめに公式サイトのチケット情報を調べていることで、告知されることがあります。
またメルマガに登録しているとメールで知らせてくれる場合もあるので一般発売の完売後でもあきらめずにチケット情報を調べてみましょう。
ホームページやツイッターでも知らせてくれることがありますので情報をこまめに確認すると良いと思います。
ツイッターではファンのかたが知らせてくれることもあります。
ステージサイド席や機材開放席は後方席よりもステージが間近で見られることもけっこう多いので私は好きです。
横浜アリーナですとアリーナEブロックやFブロックがステージサイド席に当たりますね。私は昔サザンのライブでアリーナFブロックですごく間近で見れてとても嬉しかった記憶があります。
どうしても手に入らなかった時のリセールサイト
どうしてもチケットが手に入らなかった時はリセールサイトやチケット仲介サイトがあります。
しかし公演によっては本人確認があったり、転売禁止のチケットもありますので注意しましょう。
一番安心なのがアーティストの公式リセールサイトやチケトレですが人気の公演はとても倍率が高いです。
チケット流通センターやチケジャムなどのチケット仲介サイトに関しましてはチケット出品数はとても多いですが高額転売目当ての出品が多いです。
あまり人気が無い公演は定価以下でチケットが購入できる場合がありますので、うまく活用できると便利です。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
コメント