10月17日に帝国劇場と日生劇場のミュージカル「エリザベート」のチケットを転売して逮捕者が出たとニュースになりました。
滝沢歌舞伎や堂本光一さんのEndless SHOCKやプロ野球などでも逮捕者が出ていますので、これからも続々逮捕者が出そうですね。次に逮捕されそうな案件は『少年たち』かプロ野球の『CS』や『日本シリーズ』あたりだと予想します。
逮捕された女性はミュージカルが好きで転売で得た利益を次のチケットを購入する資金にあてていたそうです。
最近は東宝や松竹などの興行主もチケット転売防止の為に動き出していますね。
恐らく確定申告もしていないので追徴課税や重加算税が課されるでしょう。重加算税は7年前まで遡って支払わなければなりません。稼いだ利益も無くなるほどの税金です。
チケットの高額転売はリスクが大きいですね。大がかりな転売屋だけでなくちょっとした小遣い稼ぎの個人でも逮捕されている例があるので気を付けなければなりません。法律を知らなかったじゃ済まされませんので。
人気チケットですと自分一人の名義では到底当たらないので自分以外の名義も作って同一端末で申し込んでいると怪しまれます。
また複数名義でも同じクレジットカードだったり、クレジットカードの名義人が同一人物であったりした場合も転売目的にされてしまうでしょう。
サイトのシステムによっては同一のクレジットカードでは複数回の申し込みができない作りになっているチケット販売サイトも多いですが、東宝のシステムはそうなっていなかったようです。
同じクレジットカードで複数回が申し込めるからといって何回も申し込むと主催者からチェックが入ると思います。その後に警察に通報されて捜査が進んで裏付けが取れると逮捕されます。
もちろん複数枚のチケットを購入しても定価以下で譲る場合はチケット不正転売禁止法違反にはなりません。私も行きたい公演は複数枚購入する場合もありますが、自分で行ったり友人に定価で譲ったりすることもあります。
ただ公演によっては一人1枚の購入枚数指定がある場合や他人名義で参加できない場合、入場時に本人確認で入れない場合などがあるので注意が必要です。そういう公演は申し込み時に注意書きがあります。
最近は注意書きがやたら長く全部読んで理解するのがなかなか大変な場合もありますが面倒くさがらずに最後まで読んでから申し込みましょう。
また電子チケットの申し込みでは複数回に同一のクレジットカードで申し込むとランダムエラーが起こりやすいと言われています。自分の名義でしたら身分証明書を持って行けば何の問題もありませんが、同行者枠以外の自分の分の電チケを友人などに譲る場合は注意しましょう。
チケボやジャニーズの電子チケットは特にランダムエラーが起こりやすいので要注意です。
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